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2012年3月12日 (月)

うつ病-11

 通常、職業安定所を介して応募する場合、求人窓口に申し出て、企業に連絡後、紹介状を発行してもらい、それを持って面接に行く、というのがルールです。

 ところが、焦っていた私は、印刷された求人票に記載されていた企業の所在地に、直接履歴書を送付しました。求人窓口に申し出ることもなく、いきなり。

 
  すると、送付してまもなく電話連絡があり、すぐにでも面接したい、と言われました。電話の声に手応えを感じた私は、うつの気分が幾分和らいでいました。出来るだけうつの暗い表情を避け、明るい爽やかなイメージで面接に望もうと考えました。

 履歴書には「健康状態」に関して記載する欄がありますが、むろん「良好」とだけ書いておきました。うつ病を患っていることなど書けば、それだけでアウトでしょう。
 

 面接では、検査担当者が急に退職してしまい、現在不在の状態なのだが、即戦力としてやれるか、と問われました。私は検査室を拝見し、検査内容を聞いた上で、これなら経験済みだ、簡単だ、と思いました。そして、自信を持って、「はい、できます。」と答えました。

 気になっていたクレーム処理も、お客様へのお詫びの文章を書く作業だ、と知りました。文章力にはある程度自信があったので、これもクリアされました。残業時間も一日一時間程度だと聞かされました。

  こうして、私はこの食品会社への転職が決まりました。もう、深夜残業や休日出勤もない。無理なくマイペースで仕事が出来る。やがて、うつ病も治るだろう。

 そういう希望を持って、入社の朝が来ました。平成十三年七月初旬でした。

  しかし、この日が、うつ病よりもっと恐い「そううつ病」への出発点となったとは、当時夢にも思っていなかったのです。

 

 ※この闘病記に関する、ご意見、ご感想などございましたら、お気軽にメッセージへ

   お寄せください。

   随時このブログでお答えしたいと思います。

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