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2012年2月

2012年2月28日 (火)

うつ病-8

主治医の先生の説明によると、
「単身赴任による環境や食生活の変化、それに仕事のストレスなどが重なって、発病したのではないか。」
との話でした。

  診察を終えた私は、催眠効果のある坑うつ薬と、食欲増進効果のある漢方薬を二種類、処方されました。実は眠れぬ日が始まってから、食欲も低下していたのです。でもこれは、暑さのせいだと思っていました。

  午後から職場に戻ると、時間が気になって仕方がありませんでした。というのも、漢方薬は夕方四時頃、つまり空腹時に飲むように指示されていたからです。やがて四時になり、早速服用しました。

  すると、その効果はてきめんで、食欲不振が解消されただけでなく、それまで大きな鉛を飲んでいたかのような不安感までもが、スッと消えていきました。そしてその夜、坑うつ薬を服用して就寝したところ、気持ちよく熟睡することができました。翌朝、目覚めは爽快感で一杯でした。その日は意欲的に仕事もこなせ、充実した一日でした。

  ところが…。
  私の病気はこれで治った。そう思った私は、翌日から薬の服用を止めました。カゼや頭痛などと同様に、症状が治まれば服用を止めるのが薬というものだ、と考えていたからです。

  主治医の先生からも、特に、飲み続けなさい、などという指示もありませんでした。

  薬を服用しなくなって、二、三日の間は、元気を取り戻し、夜も眠れていました。しかし、次第に再び悪化していきました。夜眠れなくなり、不安感も増大してきました。

 そこで、飲まずに放置していた薬を飲み始めました。しかし、あの劇的に効いた時とは違って、もう、あまり効果は感じられませんでした。夜だけは何とか眠れるのですが、不安感、虚脱感等に襲われる日々が続き、仕事に対する意欲も衰えていきました。

 

 

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2012年2月26日 (日)

うつ病-7

現れた薬剤師さんに症状を説明し、「睡眠薬が欲しい」、と告げました。

これに対し、薬剤師さんは、

「あなたの今の症状では、一日も早く精神科へ行き、そこでしかるべき薬を処方してもらった方が良い。単なる睡眠障害ではないと思う。」
との説明を受けました。

ただ、そうかといって、今晩も眠れないとなるとつらいだろう、との配慮から、カゼ薬で催眠効果の強いものを勧められ、購入して帰りました。

帰宅後すぐに服用して就寝しましたが、やはりその日もまた、眠れないまま朝を向かえました。

  二晩続けて一睡もしないとなると、さすがに疲労感もピークに達していました。不安感が増大して、脱力感も大きく、とても仕事などできる状態ではありません。

それでも、私は家族を養っていかなければならない以上、ここで仕事を手放すことなど出来なかったのです。きっと単なる夏バテだ、と自分に言い聞かせながら、会社に向かいました。

 しかし、いざ職場に着くと、もう仕事は全く手に付かず、オフィスに居ることすら苦痛に感じました。

  そんな時、ふと、以前新聞で、
「もっと気楽に精神科へ行こう」
という記事を読んだのを思い出しました。また、昨夜の薬剤師さんの話も頭を過りました。

  思い切って上司に、体調不良のためちょっと病院に行きたい、とお願いして了解を得て、会社から最も近い精神科を訪れました。
  待ち時間の間も不安感からそわそわして、椅子になど座っていられない状態でした。

  やがて診察室に呼ばれました。そこでまず、いきなり百問以上からなる問診表を手渡され、チェックをする様指示されました。しかし、そんなたくさんの質問全てに対し、冷静に答えられるような精神状態ではありません。後半は、もう適当にチェックしていた様に思います。
  問診表のチェックが終わると、次には看護婦さんとの、口頭での問診がありました。これは比較的短時間で終わりました。
  その後、主治医の先生と面会し、血圧測定や腹部の圧迫なども行われました。そして、私の症状を先生に詳しく伝えました。
 
  結果、告げられた診断結果は、
「やや重度のうつ病」
でした。

 

 

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2012年2月25日 (土)

うつ病-6

 突然、心臓が爆発するかのような発作が起こりました。

 そして、えたいの知れない強烈な不安感で、いてもたってもいられなくなり、私はおもむろに窓を開けて、飛び降りようとしました。

 しかし、そこでハッと動きが止まりました。地面がとても大きく見えたからです。

 住んでいたのはアパートの二階でした。

 これでは、飛び降りたところで中途半端にケガをするだけで、死ねない。

 私はそこでやっと冷静さを取り戻しました。

 しかし、正体不明の不安感と動悸は一晩中続き、一睡もできないまま、翌朝会社へと向かいました。

 職場でも不安感と疲労感が続いて、仕事が手に付かず、仕事をやっているふりをするのが精一杯でした。

 そしてその日は、体調不良を理由に、上司にお願いして、定時より少し早くで帰宅させてもらいました。

 今日はビールでも飲んで、そして早く寝よう、と考え、夜八時には眠りに就こうとしました。

 しかし、早く眠ろうと焦れば焦るほど、余計に眠れないばかりか、不安感と動悸は高まるばかりです。

 ついに、ガバッと飛び起き、近くの薬局へ向かいました。

 

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2012年2月23日 (木)

うつ病-5

 次に入社した会社は、再びコンピュータ関係でした。

 多少抵抗感はありましたが、前の会社の上司のもとで働くよりは、ずっとマシだ、と思っていました。

 しかし、空白の5年半の間に、コンピュータの世界はすっかり変わっていました。

 パソコンと、インターネットの劇的な普及。そして、それを活用したシステム開発。

 私はパソコンやインターネットに関しては、ほとんど素人同然。 戸惑いました。

 そして、私が入社した会社は、派遣型企業。 正社員ではありますが、派遣先がなければ、自然と退社になる、そんなことを、入社してから知ったのです。

 そのため、常に広い範囲でのスキル向上は必須で、当時約20万円はしたパソコンを初ボーナスで購入し、休日も勉強の毎日でした。

 仕事はやはり残業や休日出勤、それに出張が多く、ハードな毎日でした。

 それらの小さな精神的、肉低的なストレスが、知らず知らずのうちに積み重なっていたのかもしれません。

 

 そして、高松での出張中に、それが一気に爆発しました。

 

 そこでの仕事は、残業もほとんどなく、作業も比較的楽なものでした。

 ある日、いつもの様に帰宅後、シャワーと食事を済ませ、夜10時頃布団に入り、眠りに就こうとしました。

 

 その時です…。

 

 

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2012年2月22日 (水)

うつ病-4

 松山に帰っての私の職場は、下水処理場の運転管理をするところでした。

 ここでの私の担当は、水質管理でした。 大学で学んだ知識が、まさに発揮できるものでした。

 しかし、ここに、非常に変わった性格の持ち主である上司がいたのです。

 彼は、工業高校卒で、大卒の私が少しでも知らないことや、小さなミスをすると、ここぞとばかりに、私を責めました。

 そして、それを所長に逐一報告するのです。

 私のあら捜しをして、実は私の方が正しかった、としても、謝るわけでもありません。

 社内、とりわけ所長の私に対する評価も、当然下がってきました。

 今でも、あんな変わった人間は見たことない、と思っています。

 もちろん、その上司の変わり振りは、社内でも有名でしたので、そんな人の下で働く私に同情してくれる社員もいました。

 長男が産まれた頃のことでもあり、我慢して頑張ろう、と必死でしたが、やがて、その上司が、所長になりました。

 もう、これ以上イジメに耐えられなくなった私は、辞職を決意しました。

 これ以上この会社にいると、頭がおかしくなってしまう、と、そこまで精神的に追い詰められていました。

 入社して5年半が経っていました。

 そして、次の転職先で、病魔に襲われることになったのです。

 

 

 

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2012年2月21日 (火)

うつ病-3

  私の直属の上司は、非常にアクが強く、私とはあらゆる面で、対照的でした。

  広いオフィス内で、気に入らないことがあると、大声で怒鳴りつける人でした。

  特に私は出来が悪かったので、よく叱られました。 仕事で悩み、上司に叱られる毎日。

 もう、すぐにでも辞めたいと、思い続ける日々が続きました。 夕方頃になると、ビルを抜け出し、近くの大阪城公園で、何するともなくボーッとする習慣がつきました。 この時点で、軽いうつ状態だったといえるかもしれません。

 そんな私を、傍で支えてくれたのが、現在の妻。 3年先輩だったので、いいお姉さんという感じでした。当時は、まさかこの人と結婚するとは、夢にも思っていませんでした。

 やがて、約半年の同棲生活を経て、結婚。 そして、妊娠すると、田舎に帰ろう、と思い始めました。 私一人の給料では生活できないし、産まれてくる幼い子供を、保育所には預けたくない。 そして何より、こんな上司の下での仕事はもうまっぴらだ、というのが理由です。

 こうして入社3年で、大阪を去り、故郷の松山に帰ってきました。

 しかし、第2の職場で待っていたのは、もっと強烈に酷い上司でした。 

 

 本日のお勧めは、以下の1冊です。 ↓

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2012年2月20日 (月)

うつ病-2

 四国の田舎の大学で学生生活を終えて、大都市大阪での社会人生活を始めた頃は、あまりの環境の変化に、ストレスから胃を悪くし、食欲も落ちました。体重も1ヶ月で3~4kgは落ちました。 じきに慣れてはきましたが。

 なにしろ、毎日ジャージ姿で大学の研究室に通っていたのが、入社したとたんに、スーツとネクタイ、都会で満員の地下鉄に揺られての通勤。無理もなかったと思います。

 入社して3ヶ月間は、実際の勤務には当たらず、新人研修でした。約140名の新入社員を4つのグループに分けて、それぞれマナー教育やコンピュータに関する講義などが行われました。とても和やかな雰囲気で、友人も多くできました。

 やがて3ヶ月間の研修期間が終わり、それぞれが各部署へ配属されました。私は、システム技術部で、実際に開発を行う下請け業者と、東京の開発本部との、いわばパイプ役の一員となったのです。

 ここに、大きな落とし穴が待っていました。非常にクセの強い、上司です。

 

 本日のお勧めの本は、この1冊です。

 ↓

 

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2012年2月19日 (日)

うつ病-1

 私は、大学を卒業後、大阪の、某電気メーカーで、コンピュータのソフトウェア開発を担当していました。

 まだパソコンなどほとんど普及していない時代で、大型汎用機やスーパーコンピュータなどを手掛けていました。

 私はそれまで、コンピュータに関する知識は、ほとんどありませんでした。大学では工学部でしたが、化学を専攻していて、卒業研究に関数電卓で簡単なBASICを使っていた程度です。

 その私がなぜ、コンピュータ関係の道を選んだか、それは単に、これからはコンピュータの時代がやってくる、成長分野だと感じたからです。

 今にして思えば、ここが、まずうつ病への選択肢だったのではないか、と思っています。

 当時はバブル絶頂期。大学生も売り手市場で、望めばまず採用まちがいなし、という時代でした。

 本当に自分の適性に合った企業なのかも冷静に考えることなく、未知の分野へ足を運び入れました。

 入社後に襲われる苦しみなど、想像だにせず。

 

 

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2012年2月18日 (土)

自己紹介

私は、躁鬱病を患っている、精神障害者です。

この病気のために、会社を解雇され、現在も無職です。

仕事を探してはいるのですが、社会的な偏見も強く、なかなか受け入れて頂ける事業主さんがいないのが現状です。

私は34歳のときにうつ病になりました。 それが、なぜ悪化して躁鬱病になっていったのか、うつ病を治すことはできなかったのか、など、実体験をもとに、これから探っていきたいと思います。

 

本日のお勧めの1冊です。↓ 

 

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